麺と和と、 主な使用食材

 

当店が位置する黒部市は名水で有名です。立山連峰の恩恵を受けた井戸水を使用しており、美味しい料理は美味しいお水から作られています。

  • 昆布水

地元企業の「四十物 昆布」様より良質な昆布を仕入れています。天然の利尻昆布又は、店主オリジナルブレンドの羅臼昆布をふんだんに使用し、雑味が少なく旨味が強いように仕上げています。また、グルタミン酸・アスパラギン酸の割合が利尻昆布に似ているがごめ昆布にてとろみを出しています。その他、国産の鰹から採られた出汁などをブレンドし、グルタミン酸×イノシン酸の相乗効果で旨味を掛け合わせています。

  • 鶏スープ

癖の少ない宮崎県産の銘柄鶏「桜姫」を中心に、国産鶏を使い分けてスッキリした味わいに仕上げています。

  • 醤油だれ

醤油発祥の地といわれる和歌山において、元禄より続く最古の蔵である堀河屋野村の三ツ星醤油を味の決め手として使用しています。その他、甜菜糖等を使用して、ほのかに甘みを持たせてブレンドしています。

  • 鶏油

地鶏の風味に近い、コクがありつつスッキリしている「みつせ鶏」の油を使用しています。じっくりと弱火で抽出することで、豊かな風味とコクを閉じ込めています。

  • 葱(ネギ)

京都から取り寄せている九条ネギを使用しています。特徴としては、香りと甘みが凝縮されており、他のネギではスープに入ると揮発してしまいますが、九条ネギは咀嚼するたび風味が鼻に抜ける事を感じられると思っています。

キリバス共和国のクリスマス島の塩を使用しています。ミネラル分が多く塩化ナトリウムの含有量が少ないため、やわらかな味で昆布水つけ麺の美味しさを最大限に引き上げてくれます。

  • 山葵(わさび)

山葵で有名な信州人も唸る、甘みを特に感じられる物を使用しています。本わさびと西洋わさびの良いとこどりな物を使用しています。

  • 麺素材

富山県高岡市の「シクヤ製麺」様に特注しています。国産「春よ恋」の小麦・全粒粉を使用し、モンゴル産の塩とかんすいで小麦の風味を感じていただけると思います。また、らぁ麺用の麺は、さらに時期により小麦をミックスした麺を使用しています。

  • お米

富山県産てんたかくを使用しています。ほど良い粘りと甘みがあり、コシヒカリより粒が大きく形がそろっています。もちもち感があり、粘りすぎないのでとても食べやすいです。